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Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ

隣国ではなく、近くて遠い国(1/2)

2023.01.17 カテゴリー: OFF・食

そろそろ海外にいかんといろいろボケるな・・・
と、プチリハビリを思いついて適当そうな「釜山」にいった。関空から約1時間のフライトですよ。
平常時運用ではない今、スムーズに出入国できたのでノウハウを書いておこう。
が、その前に認識すべきは日本はすでに
 
・購買力平価:2019年
・一人あたりGDP:2022年
 
で、韓国にぶち抜かれていること。でも、その理由が現地で少しわかった。
 
OECD統計で世界で2番目に働き(1番はメキシコ、日本は40位くらい)感情法が成立しまくり、競争が半端なく、子供が世界一生まれず、自殺率がトップという国の印象は次回。
 
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■日本 / 韓国出入国ノウハウ(23/1/14 時点)
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■前提
・ワクチン接種ゼロ
・日本国籍、韓国ビザなし
・LCC利用(チェジュ航空)
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Step1.通常通り旅程に必要な予約はする(飛行機、宿泊とか)
 
Step2.K-ETA(韓国入国許可)」登録必須
#1,000円ほど、フライト72時間前までに申請が望ましい模様
 
Step3.「VisitJapan」に登録(無料、搭乗待ちの時間にでも登録したらいい)
概要:https://vjw-lp.digital.go.jp/
厚労省のマニュアル:https://teachme.jp/111284/manuals/18724974
 
Step4.VisitJapanの中に「検疫手続き(ファストトラック)」という項目があるので登録
4-1:ワクチン打った人・・・ワクチンの接種証明(写真でOK)をアップロード
4-2:打ってない人:「4-1で打ってません」の登録後、シロの検査結果を登録。
72時間以内のPCR検査シロ結果の登録をするためにStep5をする。
 
Step5.韓国でPCR検査を受ける(6,500円ほど)
5-1:検査予約 https://direct.seegenemedical.com/main/
こちらのサイトのページを参考に、登録。
5-2:検査:下記参照
5-3:5時間ほどで結果を表すURLが予約時に登録したメールアドレスに送られてくる。
結果をpdfでダウンロードしておく:下記参照
 
Step6.Step4-2の続き、「検査結果」をアップロードして、日本の審査結果OKをGet。
「ファストトラック」の確認画面が「青」になる。
 
Step7:韓国出国/日本入国時のチェック:下記参照。
 
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■私の場合・・・(2023/1/14-16)
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・日本出国~韓国入国~ホテル到着まで、なんら検査や確認はない。
 
・関空の搭乗ゲートで待っている時に、Step3と5-1を実施。
#なお、ビジットジャパンの存在は関空チェジュ航空カウンターの親切なお姉さんに聞いた。
それまで「PCR検査向こうで受けりゃいいんでしょ。結果の紙持ってきたらいいんでしょ」
ぐらいの知識しかなかった。
 
■Step5-2の詳細
・私は72時間以内に出国予定だったので到着後すぐに空港で検査をした。
・釜山空港1F、ゲート1を出て左30mくらいに検査場がある。簡単な英語でのやり取り。
・正面受付のお姉さんに、予約番号を伝えるよりパスポートを渡す(左側のボックスで受け渡し。)。
「過去にコロナり患した?」と聞かれるので「No」。クレジットカードで支払い、キットをもらう。
・右側にお姉さん達がブース内から手袋をして待機。キットを渡し鼻腔と口内をグリグリ。
終わると紙をもらうが、全てハングル。何が書いてあるかさっぱりわからん。
左上の、「日付-***-***」の数字が重要
 
#日本の民間運営検査場、自分でいろいろやらされるのとは大違い!
市中の焼肉レストランでもそうだが、何かとお姉さん達が世話を焼いてくれる。
 
■Step5-3の詳細
・5時間ぐらいで「結果通知URL」が登録したメールアドレスに送られてくるのでアクセス
(”Examination Number”は、日付+上記6桁の番号)。こちらのようなものが出るからpdf保存。
 
「お前は性格がネガティブなんだよ!」と書かれているらしい。
 

 
・それを「ファストトラック」にアップロードすると、日本側での審査が始まる。
#画面が赤:未登録 黄色:審査中 青:確認OK
審査が終わるとファストトラックの自分のページがこのようになる(メール通知も来る)。

 
■Step7の詳細:韓国出国/日本入国時
・釜山空港での自動チェックイン~出国ゲートまではなんのチェックもない
 
・搭乗ゲートで、「ワクチン接種 / 陰性証明見せろ」と言われる(なぜここで!?)
上記、5-3の結果を見せれば韓国語でも書いてあるのでOK!
 
・関空着陸後、入国ゲートまでの通路で「チェックしてまーす」(なぜここで2!?)
バイリンガルらしき担当者が4,5人いる。
「ファストトラック」の上記「審査OKページ(青画面)」をPC(とかスマホ)の画面で見せる。
 
「おいおい・・・どんだけ人力なんだよ!」しかも皆若い。若者にこんな単純業務を?
(誰のページかなんてまで確認してないぞ、絶対)
 
・で、確認されると紙をくれて案内されたレーンでパスできる。

「おいおい・・・紙かよ!」と運用に呆れる。
(てか紙の回収もないし、使いまわしできるんじゃないの?)
この紙でも「屋外マスク要らない」ってことだよね。
 
・最後の税関申告時「従来通りの紙」と「Visit Japan でのQRコード」に分かれて審査
 
「おいおい・・・それじゃ二重に人いるじゃん!」
 
#「違う列のあの人たちは何?」と聞いた
関空で各種ワクチン/陰性確認ができない人はその場でPCR検査必須(結果が出るまで空港待機、費用を聞くのは忘れた)。てかなんで飛行機乗れたの?
で、陽性の場合・・・関西圏に自宅がある人は、「自宅待機」、ない人が「ホテル待機」(市中のビニールシートで覆われた東横インはそういうことか・・)。
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最終的には、紙なりモニタなり「人で確認」デス。なんぼでも偽造できると思うけど・・・
 
マイナンバーや、世界共通システムの設置活用などはありえないのか?
航空予約システム(ダヴィンチ)に紐づけたらいいだけでは?
 
国に、文化に、状況に分断された人類はウィルスに勝てないことを証明しているようなものだ。
時の利権が必死に、懐に銭が落ちるムダ仕事とルールを作る。
 
 
あほらし!

プロフィール

株式会社レップワン
代表取締役 福田兼児

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