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人が人を呼び、仕事が仕事を呼ぶ会社

Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ

生存、安全、帰属、承認、自己実現 その5

2013.05.08 カテゴリー: OFF・食

昨年、当社管理職に言われたことがある。 

福田さん、

「一流は、人をモティベートできる。

 二流は、自分で自分をモティベートできる。

 三流は、人にモティベートされる。」

なんですよ。

へぇ。

「じゃあ、私は二流だね。

 一流はいなくても、せめて三流がいない会社にしたいよね。」

と返答した記憶もある。

IMG_0917.JPG
 マウイ マケナ

===
今回の登頂(夏山限定)で、いくつかの(富士山八経ヶ岳(大峰山系)) 日本百名山のピークハントをしたことになる。

登山を始めて以来、いろいろな情報収集をネットで行うが、

ブログ、サイトへの書き込み、まぁ!多い!!

山男、山ガールたちは、

「わずらわしいシャバとの関係」

を忘れる、絶つことも一つの目的であろう。

「結果、成果」の発信によって、読者に「承認」 してもらう行為は

「自己実現」!

の実証によいことだと思う。それが、「錯覚」である可能性は大いにあるが。

さて果たして、このまま私が

ボク、(がんばってるでしょ)
 百名山を登ったでしょ!!

などでいいのか、という疑問がわいてきた。

IMG_0816.JPG

 ボクのゴルフバッグ。痛い?

先日、お付き合いの古い、当社を育てていただいているPMさんと飲んだ時、

「福田さん、最近ぶれていない?」

と言っていただいた。
 風見鶏プロジェクトってなんのことだっけ?

このブログも一緒で、最近

ボク、生きてます。

ボク、がんばってます。

ボク、こうなんです。
etc

と、かなり 痛い 内容ではないだろうか。と、フト、思うようになった。

このブログに記述する内容について、それなりには考えている。

が、ブログは双方向性が乏しいので、発信者目線になりがちだ。
「営業マン」として、「ボク、弊社、弊社の製品・サービス話ばっかりするヒト」は最低だ。

そういえば、村上春樹氏の本でも

「僕」「僕」

という一人称だけは違和感を感じる。 ボク、ボク、うるさいなぁと。

「オレ、わたし、わたくし、オイラ、小職、小生・・」

英語だったら、「 I (アイ)」  だけなのではなかろうか。

私がブログを始めたのは、

・書く、記録による、当時のイベント、記憶の備忘

・離れて就業するスタッフへ、自分が考えていることを伝える。

・(控えめに)社会へ発信する

ということだった。人間、「メタ認知」 ができなくなったらおしまいだ。

社内のスタッフから

・あいつは、ゴウマンだ。
・ヤツは、自分勝手だ。
・人の話を、聞かない。

などは、さして痛くもかゆくもない。

組織にそういう人間が一人もいないのはまずい。
日和見主義では遅すぎる。結果がものを言うこともある。

が、

「Topは、ボクちゃん(自己陶酔、自己判断、自己満足ヤロウ)だよね。」

は痛い。 チョー痛すぎる。 これだけは、言われたくない。

IMG_0819.JPG
 マケナゴルフコース

==
私は、ボクではなく、この会社のTopとしてやるべきことがある。

「ボク」という一人単位の一人称は、法人という複数の人間による人格には絶対になりえない。
 ※正確にはなりえる。一人のみの法人もあるから。

ボクの、「自己実現」 も、大事だろう

が、 運用している 「会社の自己実現」 がおろそかになっていないか?

会社という人格を成長、実現させるために必要なのは、会社を構成する、ヒトだ。

ライフネット生命では、

「岩瀬さんのブログ」

を、見て手伝ってやろう、と、優秀な方々が集まった。と聞いた。

私ののブログを見て、この会社に入社したい、という人は少ないだろう。
それはそれで、入社前のスクリーニングが済んでいる。私としては狙い通りではある。

社長の仕事は、採用

というのは正しい。私の「自己実現」の一つとして、山登りもほどほどに、

「自分で自分をモティベートできる人材を集める」

ということを一つの目標にしたい。私が考えるに上司は、


1.その人の能力、向き不向きを見て
2.パフォーマンスを最大化させる

3.正しい目標(登るべき山)をセットすることが一番大事。

モティベートするしない、は二の次。

三流以上なら勝手に登っていく。

いたずらなモティベートは、「甘えと盲信」を生む。

そして、間違った努力は、「ボクちゃん」を増殖させる。

「ボク、がんばってるでしょ!」

ボク、が書いているこのブログも気づけば満7年も経った。

考えないとね。

プロフィール

株式会社レップワン
代表取締役 福田兼児

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