という表現がいいだろうか。
ブルジュ・ハリファを使った噴水ショウ
“EMAAR”は現地の不動産会社。土地は力。ドバイモールは世界のブランドをこれでもかと集める。
先述の本にも「イスラム教はモノ作りが苦手」とあった。
「よー言うわ。」と、笑っちゃうようなコピーの数々。
でもこれが毎晩、何回も開催ってどういうこと??
入国検査で、FreeSIMくれるってどういうこと ?
COVID登録に「お前はLabor campの住民か?」という設問ってどういうこと?
税金がない?
コーヒー1杯、2,000円、QPマヨネーズ1つ、1,000円ですヨ。物価高をモノともしない収入がないと意味はないだろう。UAEの一つ、ドバイは産油国ではないらしい。歴史があるのかないのか知らんが、今は消費文化をカネに任せて輸入して扇情するだけ。つくづく浅ましい。
学のない成金による、「持ってる、見せるだけのハイブランドにたかる構図」と同じ。
彼らは日本人らしいが、他国のアイコンでアピールしなければ自分を表現できない。労働者層がチマチマ仕事をしていても一生、超・富裕層にはなれない。国民間での階層もある。例えば夫婦2組での車の乗り方でも顕著だ。
・労働者層:男が隣同士:フットボール談義など、いわゆる馴合
・中流層:カップル/夫婦で隣同士:いわゆる親愛
・上流層:相手のパートナーと隣同士:いわゆる社交
またそれは服装にも表れる
・労働者層:(派手な)柄物(警告色)
・中流:(ブランド)ワンポイント
・上流:単色(保護色)
・富豪や貴族:社交などで日に何度も用途にあわせて着替える
日がな居酒屋談義に明け暮れ、敵味方を確認しあっている日本のサラリーマンも、成金がわかりやすい恰好を好むのもこの基準で説明できる。ドバイからの帰国便はファーストクラスが日本人で半分は埋まっていて驚いた。ビジネスは満席。本当の金持ちは見た目でわからないものだ。
その夢のブランド王国に世界からの集う若い美人は実に多い。本当に多い。若年時の愚かさは年を取らないとわからない。ドバイにはローマの夜景とは違う、虚飾と虚構が広がる。ローマ帝国もドバイも奴隷(or 似たような外人労働者)によって成り立ったんだよなぁ。
ドバイのホテルで食事をするときの、ハシが使える安心、カレーライスがある安堵。が、バングラデシュなどからの移民労働者にかしずかれまくる違和感。この国の運用は、異国からの労働者によって賄われている。
が、どこまでいっても見下されている気がするヨーロッパにいるよりましかもしれない。平たい顔族が海外にいくと、異国人はみんな悪い人に見える。なのでナメラれないよう、意思表示をハッキリ、でかい声、が基本となる。日本のような「静寂」は通じないし意味もない。主張してなんぼ。
日本の常識は、世界の非常識。
世界の異常は、世界の正常
疲れる欧米か、ちょっとは安心の中東・アジアか。
ドバイから翻って考えると日本にはマイナス(教訓)の観光資源がたくさんある。
・原爆(人災)
・原発(人災(後知恵だが)。土地選定、メーカ設計うのみ。設置背景や科学への理解不足。
・実にあやしい万世一系システム(人災。彼らを信じて敬っても国民はいつも救われはしないのに。
キリスト教圏では、正室だけが王位継承権あり、カトリックでは離婚もできないからイングランド国教会が生まれた。
日本では、天皇も将軍も、側室(愛人)のコでも継承権あり。かつ男系オンリー。「象徴」がそれでは男女同権など社会に根付くわけないよね。
たいていの宗教は、原罪や終末論、天国地獄や輪廻など死後を説く。その「見えざる力の被害者」なのか「それに歯向かった加害者」なのか。それらを身をもって体現しているのは、この物好きな国ぐらいではないか。
「なかったこと。」にはせず、なんとかランドという西欧文化にいつも踊らされず、この
自滅型のマイナス観光資源
をもっと大きく、ワイルドにアピールにしてはどうか。今回の旅も収穫があった。
Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ
絶望的な欲望(2/2)
2023.11.03 カテゴリー: OFF・食
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代表取締役 福田兼児
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