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Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ

アソーハ

2008.10.03 カテゴリー: コメント

セイジ ・ シューキョー ・ カネ
 
は仕事中はタブーと言われますが・・。総理大臣がプイッと2代続けて辞めるのは、面白い。日本の政治ってなんなのだ。と、思ったので書いてみようと思います。
 
私は大学で法学部政治学科と言うところにおりましたが、選択理由は「卒論が無いから」というだけだったので政治には興味ナッシング。ただ、ゼミだけは慎重に選び、加藤節(タカシ)先生というその世界では超有名な教授につきました。その先生にゼミ合宿で
 
「キミは何かやりそうな気がするね」
 
と言われたことを、今でも強烈に覚えていて行動力の源となっています。(そういうのないですか?相手はなんとなく言っただけなのに、やたら過信してしまう言葉・・・」)カトブシ先生は「私は無政府主義者だ」と言っていたような記憶があるのですが、薄い記憶であまり変なことは言えません。私は「無」まではいかなくても、超スモール政府主義者です。
 
ゼミで覚えていることは、
 
「民主主義とは、少数派(マイノリティ)が多数派(マジョリティ)に従うことだ」
 
ということ。いわゆる、「多数決に従うこと。」
 
日本の今の総理大臣は、麻生太郎氏。多数決の総裁選に出ては落ちる、麻生太郎という人を、タフな人やと、親近感を持っていました。前々首相のアベさんは同じ大学ですが、当たり前のように接点はない。
 
麻生太郎(アソータロー)さん。
 
思うに、人格とか、考えていること、やってきたことは、その人の顔に出ると思うのですが、特徴的な表情をされます。マンガ好きを公言。アキバ系に人気絶大。サラブレッドなのにアイロニカル。そんなアソーさんに私は共感する。
 
アソーさんは、攻撃することで自分を守るタイプの人間だと思う。所信表明で、民主党をけん制する内容の演説をしていたが、自分の想いや、抽象的、根拠のないビジョンを演説でぶちまけるより、「今、これが必要だから”少数派”の民主党はどう思うんや」という対決姿勢は、むしろわかりやすかった。それがアソーだ。
 
小沢さんが代表質問でどんなこと言うのかな、チェックしてからこのブログを書こうと思ってまして、アソーさんの「民主党は?」に一切答えない姿勢は合点がいく。議論がかみ合っていない、というか、彼らはもともと議論をする気がない。打倒自民というより、国民へのアピールに余念がない。
 
剛腕と言われる小沢さんに、開き直りで立ち向かえそうなアソーさんは素敵だ。「大変なんですよ」なんて言わずに解散総選挙だ。政治家とレーサーはは「恐怖心」がマヒしていると聞いたことがあるが、まさにそんな感じ。
 
そういう二人とも世襲議員。最近は、政治家の”汚職”というより”事務所費問題”というのがよく話題になっていますが(マスコミはもっと他に報道することがあるだろうに・・事務所費をどう処理しているかじゃなくて、政治家が、どこからその事務所費用の源泉を得ているかを報道するべきじゃないの?)私は昔、
 
「貧乏な人が必死になって政治家になって権力持つから金に汚いねん。お金持ちの、代々が職業政治家の人間とか貴族がなればえーんや。」
 
と思っていました。日本の政治は見事に今は二代目、三代目花盛り。まーサラブレッドが多い。そら格差の連鎖にもなるわ。麻生さんの日記は、「今日の太郎」ということで
 
きょうたろう
 
幹事長就任の時には、日本の底力を信じるコメントを言っている。そーだそーだ。さらっと読んで、共感するコメントを見つけた。社会保険を税にせんかい!(というようなことを言っている)
 
確かに、社会「保険」という名はついているが、みんなから徴収したお金を再分配をしていることには変わりない。社会保険加入は義務らしいから、義務と言う時点で税じゃないか。
 
保険はまぎらわしいから、「社会保障税」という名前にすればいい。
年金も、「壮齢還付金」とかにすればいい。
保障はしますよ。税金で。
年金という別ネーミングにするから、「もらえるんかいな」と不安になるが「還付金」だったら、「払ったから、返ってくるモノ」。わかりやすいはず。
 
政治家とは、クチがとんがってようが、剛腕だろうが、ふ抜けだろうが、支援者の利益の代弁者として、大多数にまとめ上げる力こそが仕事である。そもそも政治家自体、給料は支援者の税金から出ている。税の再分配方法を決めるのが政治の役割。
 
私は納税者だからってでかい顔するつもりはない。納税額少ないし。過去2回、投票場に行ったことがある。1回が、郵政民営化と言っていた時に自民党の人に。1回が大阪府の橋下知事に。
 
庶民が政治に興味がないから、よくならない。
 
というのは、間違っている。極端な話、国民全員が投票に行ったら、日本は住み良い国になるのか?政治家が襟をただすのか?
 
そういうことがあってほしい。投票しない、というのも立派な意思表示だ。”選挙区”制など、ITがこれだけ発達した現代において、地域ごとのリーダを選ぶという考え方自体おかしいと思う。昔はそのせいで新幹線や高速道路が曲がって作られた。
 
政治家=職業
 
であるとするなら、その業界の代表こそ政治家になるべきではないか。地区選出と業界選出。全国民はなんらかの形でお金を得て生活しているわけで、全員をなんらかの業界に属させる。その上で選ぶ、業界の代表に直接投票ができる仕組み。政党に投票しない仕組みができれば、面白い。
 
現行、日本国民の代弁に700人超の国会議員がいるのか?地方行政合わせたら、全国で何人いるんだ?政治家ってなにやってんだ?現代の政治、日本の先行きは明るいものではない。だからと言って、考えること、行動することを止めてはいけない。国とは言わず、自分の流れを変えることはできる。
 
なんかあるはずなんだよなぁ!
 
山ほどのミクロな日常業務から解放されたくて、大きなことを考えて逃避。

プロフィール

株式会社レップワン
代表取締役 福田兼児

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