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Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ

ロイヤルカスタマー?

2008.04.20 カテゴリー: コメント

おや。と思ったのがこちらのニュースです。
 
ドコモ、ブランドロゴを・・・
 
私は10年以上前からドコモユーザです。ロイヤル、という響きに当てはまるかどうかとして、毎年、それなりのリゾートに1週間以上行けるであろう額を支払っています。
 
前々からドコモさんの、CMや販促キャンペーンに疑問を感じていたのですが、ついにこのブログで「チクリと言ったろ!」と思いました。
 
私がドコモを利用する上での利点は、「機械や・システムの品質、性能」だと思うんです。私はドコモのDシリーズを継続して使っていますが、三菱、端末事業からの撤退は残念でなりません。ドコモさんの強みは
 
・通話品質
・エリア
etc 
 
のユーザ提供サービスに始まり、
 
 
・顧客管理システム
・代理店システム
etc
 
 
など、バックエンドを支えるシステムなどたくさんあると思います。
 
数年前までは、ドコモっちゅーだけで黙ってても売れていたのが、最近のソフトバンクやauの躍進によって足元が揺らいできた。横綱の在位期間が長すぎただけに、シェア50%以上が当たり前だったことに慣れてしまったのかもしれません。sbやauにしても本当に一気に巻き返してきた。
 
私は、ドコモの絶対1番の部分をもっと出せばいい。と思っています。なぜ今、3つのメガキャリアのうち、「3番目のブランドロゴ変更」なのかなぁと思います。変更への必要経費はなんぼかかるんでしょう。7/1〜変更ということですが、少なくともsbさんのように、ものの1週間程度で、それこそアッチューまに看板が付け変わってほしいものです。
 
もっと言ったろ!
CMにしても、高額なギャラを取りそうな一線のタレントさんをたくさん使って、物語仕立てにしているけど、なんのこっちゃよくわかりません。特に、DoCoMo2.0 とか 2 in 1 のCMは腰が抜けそうになりました。CMを見る単純な1消費者の企業イメージとして、
 
au:ナカマユキエさん
sb:白い犬
dcm:誰でしょう?
 
です。
 
おそらく、巨大組織や社会インフラ企業であるゆえに意思決定にはとんでもないパワーと政治、時間が必要なんでしょう。スター経営者を作らない、作れないのも、いろいろな事情もあるのだと思います。1番の品質をつくるためのR&Dや投資を回収するための費用も必要なんだと思います。
 
また、マーケットリーダの戦略として、チャレンジ企業が行う策を、効果を確認したうえでの後追いというのは決して間違いでないこともあります。
 
社員さんのパワーや情熱をもっと前に出すべきではないでしょうか。私もドコモ社員様に知り合いはいますが、優秀な方もたくさんいらっしゃいます。ドコモさんのような企業しかできないような、アイディアを持った方も多数いらっしゃいます。もっとその声に耳を傾けてはどうでしょうか。 
 
ユーザとしては、もっともっと「とがっていて」ほしいな、と思います。
 
ドコモが1番である部分をもっと訴えればいいのに。特に顧客管理システムは世界最大規模だと聞いたことがあります。私が見たいのはタレントより、いかに携帯通信業者がその品質やインフラを開発、運用するために苦心しているかです。
 
「i-modeのメールシステムは絶対ノンストップです!」
「ドコモの顧客管理システムは、こんな風に顧客情報を守っています。」
 
とか言いきっちゃって、仕組みをあえてCMしちゃったら、技術者マインドを持つ方は「スゲー!」とか思うような。交通管制がダウンしたことはめったに聞かないんだから、メールシステムぐらいノンストップでできるんじゃないでしょうか。年末年始によく遅延してるけど・・・
 
あくまで例えとして、そういう切り口があってもよいと思います。
 
しかし難しいですよね。今のうちに若年ユーザをつかまえておかないと。これからの日本では極度な少子高齢化社会を迎えるわけですから、年代ごとのドコモユーザの割合は減少しているのかもしれません。
 
国内で苦戦するのならいっそのこと、海外から入ってくるであろう今後の働き手に対してドコモブランドで囲いこんでしまうのもいいんじゃないでしょうか。海外でドコモといってもピンと来ないかもしれないですが、キャリア同士でポイントやマイレージを交換できるような、航空機業界でいうところの、「アライアンス」です。もしくは、代理店システムを根底からくつがえす、ス〜ゴイ直販システムとか。ひょっとしてもうやってるんかな?
 
とにかく、がんばっちください。
 
こちらは、sbさんやauさんの「代理店からの営業電話」を毎回断っているわけです。あれ?考えてみたら、ドコモ代理店からの営業電話はかかってきたことがないなぁ。

プロフィール

株式会社レップワン
代表取締役 福田兼児

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