先週土曜日に所用で兵庫県に行っていて、帰路の17時ごろに集中的な雨がありました。雨が上がるころ、山あいの国道176号を走っていました。
その時窓越しに、汗か雨か、ビショビショにぬれたTシャツ姿の方がバイクで走りながら夕刊を民家に配っていたのです。渋滞で車が止まっている間のしばしその姿を追って視線を前に移した時、
「私も配達のアルバイトをしていたことがあった。今はデスクに座り、扱う数字やカネ、人や仕事は多くなってきた。PCの前でウンウン頭をヒネル。空調をきかせると、汗もかかなくなった。でも、それが全てなんだろうか。」
なーんて考えながら片側一車線道路を前の車についていく。すると、雨上がりの晴れ間に珍しく2ツの虹を見ました。wikiってみたら、主虹と副虹というのがあるらしい。
人生、頭を使おうが体を使おうが、どちらが主か副かは別として、誰かがやらなくてはいけない仕事がある。変な欲を出してもよくない。でも、負けるわけにもいかない。基本を守って、小さいことをコツコツの大事さを忘れてはいけない。今月の日経トップリーダーのp.11に記事があった。
「あれもこれもやると何一つ達成できない」
・記事要約
成果を上げる社長は、それぞれの課題を期限までにひとつひとつ順番に解決して、着実にクリアする。集中によるプラス効果を知ることが大事。時間は想像以上に早く過ぎ去るが、同時にあれもこれもこなしていっても、なんとかはならない。
二つの虹を追う者は、一つの虹も・・・
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