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人が人を呼び、仕事が仕事を呼ぶ会社

Replog!大阪のITサービス会社Rep1代表のブログ

自己評価の連鎖。

2015.07.04 カテゴリー: 仕事日記

人生は(中略)喜劇だ。 と言ったのはチャップリン。

 

  人生ひまつぶし。 と言ったのは綾小路きみまろ。

 

   人生はムダを楽しむもの。 と言ったのは情愛深き ex-スタッフ。 

 

 

==

今日はアメリカの独立記念日か。 ・・・もう半期が終わった。

 

 「もう、と思わず、まだ、と思うといいよ。」

 

保険屋が好きそうな定番リフレームは、エグゼクティブな大学の先輩。だからと言って私とカイシャに保険は売りにこないでほしいものだ。


チャップリンの有名なスピーチ

 

 

==

さて、私は怠惰である。

能力については平均よりちょい上、と思っていたが、以下の結果によって、やっぱりイケていないことを痛感した。

 

 

 ①プランAのみを信じ、プランBを持っておらず、優秀な人材の売り込みに失敗。

 ②案件アサインをミスり、若いスタッフが3か月で自信喪失、退職。業界からも去らせる。

 ③スタッフへ自信や自己効力感を植え込むことができず、1カ月の傷病休暇。

 ④提案人材が外的原因含め3連敗。

 

 

自責ばかりでは私もつぶれてしまうが、②③について

 

 「類は友を呼ぶ。」

 

もともと私は自己評価が低い。

 

 

それがスタッフに連鎖することは避けなければいかん!!!

 と今さらながら行動を改めようと思う。

 

 

 「今日もついてる!できる!」

 

 

  とでも毎日唱和しようか。

 

 

会社設立時は、もっともっとポジティブだった。いつからか相対化の罠にはまってしまい、取り返せない過去にさいなまれ、どうにもさびしい日を送っていた。

 

 

原因の一つに、「育ち」があるだろう。幼少時より、

 

  「**君はこんなにできるのに、、」と言う母親。

  「親子もギブ&テイク。一流大学に入って一流企業に入るのが幸せ。」 

   と言う父親。

 

Dr.和田秀樹の言う典型的なシゾフレ型。彼ら自身、彼らの親から愛し方を教えられずに育っている。第一次産業、狭いムラ社会、安定こそ幸せ。そのような教育方針になるのは自明であった。

 

 

両親から過分な教育投資はしてもらったし、愛されてもいたのだろう。常識人、仕事人としては尊敬するが、自らの両親として、彼らを素直に受け入れることができない。つまり、理解ができない。その延長線上にある親族とも付き合う理由がない。「血がつながっている」という縁故に何の共感も得れない、感じれな い。

 

人間の不完全性の中に、どう接点を見出すか。

ビルに入居して9年目、いまさらお気に入りのビル1階の喫茶店で思案していたところ

 

 歩いている道がある程度同じであれば、同胞、同志と言える。

 

ではないか、と気づいた。

 

 早く歩く人間も、遅い人間もいる。

 この道を行く、と決めるのはリーダである。

 

家族という単位だと指揮命令権は家長にあるのかもしれない。が、自我があって、自分でエサを取れるなら、

 

 「知らんがな。選ぶ道違うし。」

 

と道を分かつことになる。

 

 

現在、違う家庭を育む父とは双方の利益と幸せを鑑み円満に縁を切っている。私が26歳の時に母が亡くなったが涙はひとつも出なかった。28歳の時、約20歳の病の弟について、自分のした現実逃避と無力感に、彼が息を引き取る時に傍らで一度だけ泣いた。

 

 

私が暗黙か明示のパートナーや子を不要とするのは、その負の連鎖を切りたいから。未だ、人との接し方に自信がない。

 

よくカイシャや婚姻パートナーのグチを言う人間がいるが、

 

 「じゃあ、辞めたら?離れたら?」

 

と思って静かに聞いている。それを創っているのは自分なのに。

 

 「解決策を実行する勇気はない。が、興味だけはある。」

 

家庭と違い、カイシャは壮大な自己犠牲を強いる場所ではない。リスクを取って、外に出たらいい。面従腹背な人生でいいのだろうか?

 

 

  「荒れた家庭で育ったから、僕は温かい家庭を創りたいんです。」

 

 

という子だくさんのスタッフがいた。仕事っぷりや品格はともかく、「父としての能力」「リトライする勇気」を本当に尊敬していた。

 

 

親族と双方向の負荷が無い分、私は顧客やスタッフには興味や好奇心が厚い(はず)。

 

 「限定的愛情」

 

がカイシャを経営するうえで役に立つ場合も、立たない場合もある。

 

 

 バッサリ決断できるが、情に欠ける。

 合議で知恵を集めるスキル、機微が弱い。

 マイノリティゆえに、マジョリティからするとウサン臭い。

 

 

カイシャには父性と母性が必要であり、1人2役は難しい。

 

 

母性が強い優秀な管理職もいたが、

  「一番歩みの遅い人間に合わせる」

  「なんでも合議制」

というスタイルは、私には合わなかった。

 

 

が、カイシャは、

  

 道の先にあるものを見つけ、もしくは創り、

  それをめざして共に歩こうとするスタッフの意義、価値を高め、

   まず最初にそれを認め、豊かにする。

 

というミッションがあると気づいた。

 

 

私も今年で40となる。今後、自分のスタイルに

 

  まずは自分に価値があるはず。

 

と思って行動していこうと思う。

プロフィール

株式会社レップワン
代表取締役 福田兼児

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