株式会社レップワン 代表取締役 福田兼児

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新入スタッフに急きょ現場ヘルプに行ってもらうことになりました。

2か月間、価値観や高い目標の大事さを伝え続けたかったので、非常に心残りではあります。ついつい、毎朝1時間くらい話してしまいます。


長話は「仕事ができない人間の典型」だと思っているので、それが反省点です。
特にTopはシンプルに伝えないと。プレイングマネージャは、立ち位置がなかなか難しいですね。
 

が、彼らの長い仕事人生の礎に、少しでも気づきを与えれたのではないか、と思います。
 

研修のキーワードは

will be executive.

です。

「通常、7割の人間は課長にもなれないからね。当社だとすぐなれるけど。

最初から、他人のモノサシで計るゴール!!な一生でいいの?

自分のモノサシを磨き、しっかりもって、エグゼクティブを目指しなさい。

そのためには、プロセスを変えなきゃ、成果など出るわけないからね。」
 

今までのモノサシ(価値観)や行動の延長には、たいした成果はないかもよ。
と、ハッキリ言っています。

自立自律は当たり前。自走してくれないと。

そのためには自己否定、自己変革ができること。
ストレス耐性であり客観的に考える能力が必要です。
 

上司に、腹が立って当たり前。
会社が社会が、理不尽で当たり前。
顧客が、難題を言って当たり前。
 

それは逆境か?
逆境のボーダが低い人間はいつまでも不平不満を言っている。
大事なのは、そこから何ができるか、でしょう。


命とられるわけでもなし、そういう人生を送ってほしい。
 

IMG_0678.JPG
  サイパン。もう夏だ。


熱血先生みたいで、本当は嫌だし、キャラじゃないが、誰かが言わないと誰も言わない。が、、長い目で見たとき必ず役に立つはずです。
 

きれいごとのオブラートに包んだ人生など!
 

さて、彼らには5/31までに2つの目標を課しました。

・レップワンの仕事術(仕事の鉄則)は徹底する。
・独学でCCNAを取得させる
 

その成果をかちえて、自信としてから、彼らの手を放したかったです。


昨日の話をアレンジしつつ、備忘としてまとめます。

awaji_boat.JPG
  淡路島で見た漁船


==
今回の新入社員研修では、仕事の答えではなくルールを徹底的に教えたい。
それは、例えるなら

「魚の見分け方、釣り方」

である。

相手が、タイを釣ってきてくれ、と言うのに、アジではいかん。
また君たちに、私が魚をとってきて与えるようなことはしない。

教えるのは、魚の釣り方、魚がいる場所、魚の見分け方だ。また、

タイは、防波堤からサビキで釣れはしない。

船を仕立てて、沖に出なければいけない。
マグロは近海では釣れない。

人に動いてもらい、コストを払い、リスクを負わなければ当然、大きな成果などはない。

今は岸辺でチャプチャプでよいだろうが、目的、目標が何であるのかはっきりさせ、ルールやセオリーに基づいて動けば、失敗の確率は減る。間違った努力も減る。

サビキ釣りも、五目釣りも、楽しみもあるし、方法としては間違ってはいない。
が、誰でもできる。

そんな仕事は、楽しいか?
==




当社は、インターネットイニシアティブグループ様に大変、大変お世話になっています。

先日、

「社長が本をいくつか出されているから読んでみたら?」

と、グループ会社副社長が不勉強な私に教えていただいたので、全てを購入して読み進めていたところ、ハードカバーの
 

鈴木幸一の文明漂論
鈴木幸一の文明漂論

を手に取り、

「サインもらってきてあげるよ」
 
と、わざわざ大阪から持って帰京していただくという、粋な計らいを頂きました。
そして・・・


ウォォォ!!!


suzuki_san.JPG


なことになりました。
見開いた瞬間、足が震えました。
 

裁判所から労働審判の書類が届いた時より、ビビりました。


日本のインターネットを作った人のサインだ!
この本を手に取ったんだ!
私の名刺を見て、名前を書いていただいたんだ!


ヒェェ。
興奮してこのブログを書いています。

こちらの本の帯に書かれていた、
 

「不安」で「理不尽」な時代だから「勇気」と「野心」を持とうじゃないか!

 

奮い立たせるメッセージです。鈴木社長は、社内で

===
インターネットをベースとしてコンピュータというものを考えていく。
インフラも変われば端末も変わっていく。
地域も日本からグローバルに変わっていく。
その中でIIJができることをよく考え、もう一度緊張感をもって、
それぞれのテーマに取り組んでいただきたい。
===

とおっしゃられていたそうです。私が扱えるのは、人材です。
 

グループ会社の副社長、IIJグループ様のために!
 

「そうか、これがモチベーション」ということか。と今さら気づきました。


それにしても感動だ。


5/1より amazonさんで取り扱っていただいている、

Leader's Key Note vol.1

について、amazonさんでの在庫切れ、ご迷惑をおかけいたします。
当社に在庫はございますので、amazonさんに出荷次第、お届け可能です。

小森先生のブログでもご紹介いただいております!


 探検隊員を求む。至難の旅。わずかな報酬。極寒。
 暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証なし。
 成功の暁には名誉と賞賛を得る。



これは1914年に、イギリスの探検家、「アーネスト・シャクルトン」が南極探検を行う際に出した人材募集広告の記事と言われています。

シャクルトンの冒険の結果は、船は沈没し、隊は20か月間遭難することになりました。しかし、全員が生還したのです。この実話からは

・シャクルトンのリーダシップ
・もともと、生還する技術、体力、精神力のある隊員を選んでいた

ことが言えるでしょう。

「プロジェクトの成否は、メンバー選び(水に沈む種 ・・・つまり芽が出る種)で8割決まっている」

とも言われます。

さて、現在行っている当社の新入社員研修が

「精神論、根性論」

のみだとしたら気持ち悪い、と我ながら思っています。
旧日本軍のように、精神論だけで勝利生還などはできるわけがない。
 
ただ、

「ワークスキルは、情緒スキル」

の部分も多分にあります。

「なぜ、それが必要なのか」

がしっかりわかれば、習得のきっかけになることでしょう。


休み中に2つの本を読んでいて、非常にタイミングがよかったです。
お客様との宴席で、その方が部下の方に

「「失敗の本質」を読んだらいいよ。」

とおっしゃっていました。
パクリ、エッセンス版を読みました。非常に示唆に富む本です。

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ


当社の新入社員研修の基本設計は私が行っています。

そこには私の主観で、大事にすべき仕事術や、知識が入っています。
当然、出典は小森先生や本から教えていただいた確かなものです。しかし、

組織をつくり上げる際に、権威として戦略を虎の巻化する習慣・文化を持つのであればもともと学ぶべき点が多かった組織内の過去の成功者の事例を、劣化・矮小化させて伝承することになります。
p.135

当社においては、質・量ともに課題が多いです。

・2007年9月に更改した、HPを更新できていない
 → 現行サービスとの不一致
・新たなビジネスが生まれていない
 → 人材派遣の次の一手
・規模の拡大ができていない
 → 社員数、稼働数の圧倒的な増加がない

という事実があります。ただ、質ははるかに上がりました。

・顧客の質 (多重請けのほぼ排除)
・業務の質 (アウトソーシングという完成責任)

です。
しかし今後さらに、勝利の指標、本質を見極めないと生き残ることはできないでしょう。
新入社員研修にあたっては、

「指標の明確化」

を行い、共有して続けていきたいと思います。
精神論、情緒論は危険すぎるし、大の苦手です。

あと、

ゴードン・ベスーン

というコンチネンタル航空を再生したCEOがこの2冊に共通して登場しました。
彼がやったことは、航空会社にとっての正しい勝利の条件をシンプルに2つ定義することです。

・機内の清潔さ
・便の到着時刻を正確にする

です。
それまでの間違ったコンチネンタル航空の勝利の指標は、

・コスト削減

でした。正しい勝利の条件、指標の設定ができなければ

「混乱と無力感」

を現場に招きます。


当社の「正しい勝利の条件」はなんであるのか、明確化が必要です。
もう1冊が、

WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う
WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う


です。

why:信条
how:信条を理解するための行動
what:その行動の結果

であると書かれていました。

==
WHYタイプは、大半の目には見えないものを見ようとし、未来をみすえようとする。
ところがHOWタイプは、大半の人の目に見えるものをもっとはっきり見ようとするし、構造や組織をつくりあげ、きちんとしたプロセスを経て目標を達成するのが得意だ。
==
p.165

私が思うにこの会社(レップワン)には大義、信条がまだまだ足りない。と感じています。

how

はそれなりかもしれません。

==
企業は文化である。そして、一連の価値観や信条に共鳴する人々の集合体でもある。
==
p.106


文化は根幹的に大事です。
想いを同じくできない人間は当社にはいないことでしょう。

根本的な文化(日本人らしく、買い手のことを情緒的に考える)
 と
戦略(目的が何か?目標達成につながる勝利は何であるか選ぶこと、捨てること)

の明確化が将来につながると思います。


さて今回、アメリカの本、日本の本を読みました。
アメリカ人と日本人は全く違います。
 

そして、私は日本人です。当社は日本の会社です。
 日本人的文化の良いところ悪いところを自認し、アメリカ式考察やプロセスを掛け合わせる。


アメリカ人:Always Fine



日本人:Always so-so

の違いです。

アメリカ人の、Optimism 、Heroism の塊というかなんというか、
サウスウェスト航空の下のような雰囲気が、これから先の日本のサービス提供者と顧客側に息づくとは思えません。




以前、IBMの汎用機設計思想について書いていました。


本質的な目標の選別、設定


を意識していきたいです。


4月は全く、自己管理ができなかった。

150kmを目標としていただけに、情けない。
どうも毎年、春先は惑っています。四惑まで、早くもあと3年です。修正したい。

さて、私の好きな言葉に

Every result has a reason.

があります。新卒さんが入って1か月ですが、そろそろ厳しいギアに変えています。
 

「会社は、大人の幼稚園ではありません。会社、仕事をなめているなら帰ってもらっていいから。」
 

先日、MLBで黒田選手とダルビッシュ選手が投げ合っていました。
37歳と25歳の戦いです。

フィールドの上では年次、年齢は関係ない。実力のみ。
会社においても、「新卒だから・・」などは通じない。と思っています。

できることが少なくて当たり前です。
が、

「ビジネスマンとしてやっちゃいかん」

ことは、共通です。そこを徹底して守れる人になってほしい。

温泉育ち、外界無知では、長い目で見たとき結果的に彼ら自身の不利益になってしまうので、夢だなんだと言う前に現実を、知ってもらおうとしています。ホリエモン氏は、

「会社はネズミ講」

と言い切っていましたが、ある意味それも事実でしょう。
皆が自己管理、目標管理できれば、管理職は要らんわけです。

また、特定の従業員に依存する会社には絶対にしたくない。
得るモノを得て、さっと転職するのも、その人の人生です。

また、湖で訓練している船の乗組員より、最初から嵐の中で訓練している乗組員のほうがたくましくなることでしょう。以下のようなことを全社に言っています。


・先輩、同級生を3年でぶっちぎれ
・学歴のハンディを自認しろ
・時間をムダにするな
・この業界(SI業界)にいたいなら、世界がライバルだと思え
・ITアーキテクト、CTOを目指せ
・3年で独立するためのスキルをつけろ
・サラリーマンになるな、ビジネスマンになれ
・普通に過ごしていれば、目標年収のよくて1/2しか達成できないと思え
・マナー、モラルを徹底しろ
etcetc


私が遠回りをした分、私が会社を創って得たことの全てを伝えたい。
それが、新卒さんが入社してくれたことへの、私の恩返しです。
 

高い目標を持って、最短距離で登ってほしい、と思います。



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